マンゴーの種類

沖縄を代表する夏の果物『マンゴー』は、海に囲まれたミネラル豊富な地質と温暖な気候の中でゆっくりと成長していきます。
雨風を防いだビニールハウスの中で大切に育てられたマンゴーは、上質な甘みが特徴です。

アーウィン(アップルマンゴー)

日本で出荷される約9割がこのアーウィン(アップルマンゴー)と言われています。沖縄県だけでなく、宮崎県や鹿児島県でも栽培されており、果実の重量が300g~500gあるずっしりとした重さがあります。果皮は赤く、果肉はオレンジ色でジューシーな味わいが日本人好みです。

収穫期:7月~8月上旬
糖 度:12度〜15度
酸 味:0.21%程度

沖縄キーツマンゴー(キーツ種)

一般的に出回るアーウィンよりもサイズが大きめです。アーウィンよりも味が強く、果実の重量が1,000g以上あるものがほとんどで、一度食べたら虜になる美味しさです。また、沖縄キーツは完熟しても緑色のままで、アーウィンよりも保存期間が長いのも特徴です。

収穫期:8月~10月上旬
糖 度:15度以上
酸 味:0.28%程度

沖縄レッドキーツマンゴー(キーツ種)

蜜のような甘さと果汁の多さは唯一無二。甘さだけではなく桃のような爽やかさを感じる深みある味わいは、まさにプレミアムです。重量も1,000g~2,000gにもなります。しかし、着果量が少なく栽培も難しいため、市場にはほぼ出回りません。マンゴー生産者の間でも「幻」とされるくらい希少性が高く、果物専門店でも滅多に見かけない逸品です。

収穫期:8月~10月上旬
糖 度:18度前後
酸 味:0.31%程度